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くも膜下出血は後頭部やうなじあたりに突然の激しい頭痛から始まり、嘔吐、意識障害、半身麻痺、失語症などの症状がみられます。脳卒中の1つで何らかの原因でくも膜下腔の脳脊髄液中に血液の混入が見られる状態です。
硬膜下出血は外部からの衝撃によって損傷することで起こります。外傷を受けてから約2、3ヶ月経過してから頭痛、吐き気、運動麻痺、意識障害、痴呆などがじわじわとあらわれます。
脳炎はウイルスや細菌などが感染して起こる病気です。日本脳炎の症状には、悪寒、ふるえ、発熱、頭痛、めまい、嘔吐、倦怠感、食欲不振、くびの筋肉硬直、けいれん、こん睡状態など様々な症状を引き起こします。
髄膜炎とは、脳と脊髄を包んでいる脳膜の軟膜とくも膜に炎症を引き起こす病気で、ウイルス性髄膜炎、細菌性髄膜炎、流行性脳脊髄膜炎、真菌性髄膜炎、がん性髄膜炎などがあります。主な症状は頭痛、吐き気・嘔吐、高熱、めまい、けいれん、意識障害、運動障害などです。
脳腫瘍は脳や脳周辺に腫瘍ができる腫瘍です。腫瘍が脳を圧迫することで引き起こされる症状には、頭痛、吐き気、視覚障害などがあります。そして、発生する部位によって運動障害、知覚障害、顔のしびれ・ゆがみ、聴力、視力の低下など様々な症状があらわれます。
緑内障とは目の眼圧(眼球内の圧力)が高くなることで視神経に影響を与え、目に障害が起きる病気です。緑内障の症状には目の痛み、視力障害、視野障害、頭痛、吐き気・嘔吐などです。
片頭痛は何かのきっかけで頭部の血管が拡張し、血管壁にある神経が刺激されることで頭痛が生じます。頭痛、吐き気、嘔吐などの症状があらわれ、激しく動いたりすると痛みが強くなります。
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”頭痛と吐き気・嘔吐”に関連する特徴や概略もご参照ください。症状別に一覧になっております。
頭痛から吐き気・嘔吐を伴う場合に考えられる病気には、くも膜下出血、硬膜下出血、脳炎、髄膜炎、脳腫瘍、脳卒中、緑内障、片頭痛などがあります。
頭痛はありふれた症状で、外来初診患者の約10%が頭痛を主訴とします。日本人の3~4人に1人(約3000万人)が頭痛持ちといわれています。
そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が片頭痛、1万人が群発頭痛といわ、クモ膜下出血・脳腫瘍による頭痛は、毎年3万人に発生します。
日常生活に支障ある頭痛を、世界中で最低40%の人が経験し、一般的には、男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、筋緊張性頭痛の6割、片頭痛の8割が女性となっています。
女性が訴えることが多い頭痛の1つに生理時に伴うものがありますが、これは生理中に女性ホルモンのエストロゲンが血中から減少するからです。
エストロゲンが血中から減少しセロトニンに何等かの影響を与えて、片頭痛を引き起こしやすくなるからではないかと考えられています。
頭痛と吐き気・嘔吐は以下のカテゴリに属しています。
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